病める時も健やかなる時も・・・・わたしはわたし

そのままの自分でシアワセ探し💕

懐かしいおばあちゃんの話

4年前の今頃・・・

勤めていた施設で

亡くなったおばあちゃんの話。

90歳を過ぎても、

凛として、そして乙女なよりちゃん。

そして食いしん坊なよりちゃん。

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「よりちゃん、アメあげるね。」

目がよく見えないよりちゃんの口に

アメを入れると

「ありがとー😆」頭のてっぺんから叫ぶ。

 

仏壇に飾ってあるお供えを、

隙を見ては食べようとする🤣


でも、食いしん坊ばかりじゃない。
文学少女のよりちゃん。

俳句が得意。

初恋の人への想いを、よく読んでくれた。

 

目がよく見えなくても

折り鶴が得意だったよりちゃん。

よりちゃんの折り鶴を糸に通して飾るのは

いつも私の役目だった。

顔のすぐ側まで近づけると

「まぁ、キレイー😊」大喜び。

 

よりちゃんはいつもお礼を言っていた。

「こんないい思いさせてもらって

長生きするもんだね〜〜ありがとう✨✨✨」

 

お風呂に入っても大喜び

マッサージして、もっと大喜び

ご飯食べて大喜び

おやつ食べて大喜び

いい俳句が出来て大喜び

歌を歌って大喜び

 

いっぱいいっぱい苦労して

子供育てて、生き抜いてきたよりちゃんは

シアワセを見つける天才だった。

 

そんなよりちゃんの最期が近づいた。

古い付き合いの町医者に薬はいらないと

ケアマネと家族が伝え、

粋なDr.は点滴より

よりちゃん大好物の天丼を出前してくれた。

 

「よりちゃん、どこで死にたい❓」

よりちゃんの選んだ場所で死なせてあげたい。

今は施設にお泊りしてるけど

家がいいなら、家に帰してあげたい。

それが私たちスタッフの思いだった。

 

「う〜ん🤔」考えるよりちゃん。

 

「あっ、オシッコ出ちゃった💦」

 

本気でズッコケる私😝リアルだなぁ

 

仕切り直して、もう一度聞いた。

「よりちゃん、どこで死にたい❓」

 

「ここがいいな。ここがいいよ。」

 

「分かった❗️

じゃ、ここにみんなに来て貰おうね。」

 

よりちゃんの子供たちは

小さなボタンのかけ違いで

バラバラになったり、くっついたりしてた。

 

どこの家にもある話。

子供たちはそれぞれが必死に

それぞれが自由に生きていたから

中々まとまらずにいただけのこと。

 

よりちゃんが死に場所に施設を選んだ事で

それぞれが来やすくなった。

よりちゃん、最期の日も・・・

娘も息子も、孫もひ孫も、お嫁さんも

優しい顔したみんなが

よりちゃんの側にいた。 

 

みんなに見守られて

よりちゃんは穏かに旅立って行った。

満足そうに微笑む息子さんの顔が

今でも記憶に残る。

 

もう・・・

4年も経つんだね・・・

糸に通してない折り鶴

いっぱい溜まっただろうな😊

 

よりちゃんの大事な子供たちも

孫たちもひ孫たちも

みんな頑張って生きています。

いっぱいいっぱいな時は・・・

守ってあげてね✨✨✨