病でもシアワセ

体が病むと心が病む。心が病むと体が病む。どっちも元気で行こう‼️

覚悟を決めて選んだ最期

ずっとずっと前、

ろくじろうが小規模多機能じゃなくて

デーサービスとして始まったばかりの頃・・・

毎日が初めてのことばかりで

手探りで必死だった頃・・・

 

そんな頃、書いてたblogのリンクが

ラインで送られてきた。

 

懐かしく、笑いながら読み返した😊

 

あるおばあさん👵

最期の選択は自分で出来ること。

その選択には

正解も不正解もない事を教えてくれた。

 

家族からデーサービス利用の依頼を受け

彼女に会いに行った。

いつもベットに横たわっているが

寝たきりになるような疾患はなかった。

 

彼女の口ぐせは

「私はここでお迎えが来るのを待つだけ。」

穏やかに、優しく微笑みながら

そう言って、ベットから出ようとしない。

 

エッセンシャルオイルを持って

彼女の家に通った。

本の数10分、横になったままの彼女の手を

マッサージしながら話を聞く。

 

ご主人のこと、若い頃のこと

大好きだった仕事のこと

他愛のない話は尽きなかった。

 

何日目だったろうか⁉️

彼女はこのまま

お迎えを待っていてはいけないと確信した。

 

翌日は血圧計と聴診器を持って訪ねた。

聴診器なんて初めて使った🤣

「血圧も胸の音も大丈夫ですよ。」

もっともらしく微笑みながら

「トイレまで歩いてみましょう。」

 

初めて、彼女の歩く姿を見た。

大丈夫、ろくじろうに行ける‼️

 

翌日は血圧計と聴診器に

車いすを追加して・・・

 

彼女は車いすでろくじろうに行き

お風呂に入って、ご飯を食べて・・・

夕方までろくじろうで過ごした☺️

 

ろくじろうに通うようになって

何ヵ月かして

体調を崩し、彼女は入院した。

 

病院のベットに横たわる彼女は

顔も手も、ぱんぱんに浮腫み・・・

優しい笑顔は別人のようだった。

 

痛みがあるのか、

モルヒネも投与されていた。

 

ある時、目を覚ました彼女は

私の手を握り

「怖かった、怖かった。

   良かったぁ、目が覚めて・・」

そう言って涙をこぼした💧

 

看取りなんて

まだ殆ど知らなかった私。

 

「家に帰してあげたい。」と思った。

彼女もそれを望んでいると思っていた。

 

でも、彼女は家に帰っても老々介護。

ろくじろうはデーサービス・・・

 

それでも、なんとかしてあげたくて

彼女に聞いてみた。

 

「家に帰りたくない❓」

 

彼女はどこか遠くを見るような様子で

しばらく間を空けて

 

「ここでいいの。😌」と答えた。

 

そう・・・

自分で選んだんです。

子供のいない彼女が

自分を看てくれてる家族を

精一杯気遣い、彼女が選んだ最期の場所。

 

ろくじろうが小規模多機能だったら

選択は違ったかも知れない。

それは・・言い訳かな。

 

でも、与えられていた現状の中で

彼女が選んだ最期は

彼女の精一杯だと思った。

 

数日後、彼女は病院のベットで

家族に見守られて亡くなった。

 

覚悟を決めて

自分で選んだことに

正解も不正解もないと・・・

 

 

教えてもらったおばあさんでした✨✨✨

 f:id:rumidesu:20170607154624j:image