病でもシアワセ

体が病むと心が病む。心が病むと体が病む。どっちも元気で行こう‼️

小さくて大きな背中が教えてくれた

こんにちは、るみねぇです😊

 

介護職時代の話・・・

虎さんは知人のお父さんで

以前から面識があった。

 

90歳を超えて、持病はあったけど

毎日の散歩が虎さんの楽しみだった。

散歩コースは、私が勤める施設の前を通る。

途中、シルバーカーに腰を下ろし

こちらを眺めている。

 

手を振ると笑いながら

手を振り返してくれた虎さん。

虎さんの笑顔は天下一品だった💕

 

そんな虎さんの姿が見えなくなった。

ご家族からの連絡で、入院したと知る😰

退院後は、入浴を目的に

ウチの施設に通うことになった。

 

文句を言うこともなく

ただ現実を受け入れ・・・

黙ってやってきた虎さん。

いっつも道路の向こう側から眺めていた施設。

車いすに座って、

自分が施設の中から向こう側の道路を眺める。

 

ジッと眺めている虎さんの背中は

なんとも寂しげで切なかった😓

 

職人だった虎さんは、頑固で真っ直ぐで

余分な事は言わない。

でも、職人時代の話を聞くと

優しい笑顔で思い出話をしてくれた。

 

ある日、入浴を済ませると

「家に送ってもらえないかな・・・」

お帰りには早かったけど

 

外はいい天気だった☀️

 

「じゃあ、車じゃなくて

車いす押して帰ろうか❗️」

 

「いいね〜☺️」嬉しそうに目を細める。

 

車いすを押しながら

職人時代の武勇伝や息子さんの話を聞く。

 

アッと言う間に、虎さんの家の前。

黙って通り過ぎると

「悪いね〜〜」と笑う😊

 

あったかくなり始めた

春の陽射しを浴びながら話す

虎さんの背中は

曲がって小さな背中だったけど

 

職人として、父親として

頑固に真っ直ぐに人生を生きてきた

歯を食いしばって生きてきた

大きな大きな背中だった✨✨✨

 

そんな虎さんが天国に行ってから

もう3年になるんだなぁ。

 

いつもの天下一品の笑顔で 

手を挙げる虎さんが

空を見上げると、見える気がする。

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