病める時も健やかなる時も・・・・わたしはわたし

そのままの自分でシアワセ探し💕

私の未来を重ねたみっちゃん

今日はちょっと話が戻ります。

小規模多機能・ろくじろうで働いていた頃

私が自分の未来を重ねていたおばあちゃん

みっちゃんとの話をしたいと思います。

 

みっちゃんは、ろくじろうの中では若いほう。

右手足の動きが悪い。

動くんだけど伝達がいかない感じ。

 

まさに私の症状だった。

「私、将来みっちゃんみたいになるのかな💧」

そう思って、複雑な気持ちでみっちゃんを見ることが多かった。

 

みっちゃんは言葉も出にくくて、 

自分からはほとんど話さなかった。

話しかけると、単語だけを繰り返したりしてた。

 

でも、よく笑ってたなぁ😊

 

みんなでことわざクイズをしてた時のこと。

「豚に?」「真珠」

「猫に?」

「みっちゃん、猫に?だって  猫に?」

そうとなりで声をかけると・・・

「サザエ‼️」

「みっちゃん、猫にサザエ⁉️」

「サザエ、サザエ‼️」

 

一緒に大爆笑したなぁ。

 

食いしん坊で食べることが大好きだった。

特に甘いものが大好き💕

右手が動きにくくたって平気!

左手で手づかみで食べる。 

 

右足が出にくくて引きずるけど

身体を左右に揺らしてあげると、自分でだって歩ける。

 

昼間は出にくい言葉も、夜静かになると出やすいみたいで・・・

夜勤の夜は並んで座って、話をした。

 

「みっちゃん、私もみっちゃんと同じでさ。

右手足が動きにくいんだよね〜

みっちゃん見てるとさ、私の未来だって思う。

だからさ、みっちゃん頑張ってよ。

みっちゃんが元気でいてくれたら

私の未来も明るいじゃん。

勝手ないい分か〜(笑)」

 

「勝手、勝手」みっちゃんが笑う。

 

ある日は

みっちゃんの調子が悪かった。
何日も顔が浮腫み表情も冴えない。
右側への傾きもかなり強くて・・・

 

夕食後、居眠りするみっちゃんに声をかけた。
「トイレ行って寝よっか?」
歩くのもやっとなのに、私を見て立とうとする。
なんとかトイレに辿り着いたけど、バランスが悪くてヨロヨロしてる。

いつもみたいにオナラをして笑うみっちゃん。
いつもみたいに大笑いしてるのに、

その日は泣いてるように見えて悲しくなった。
「みっちゃん・・・」
言葉にならなくて、ただ泣けた。
右側に傾いたみっちゃんの顔を撫でながら、ただ泣けた。

 

そんなみっちゃんが、ご家族の意向で施設入所が決まった時

 

「みっちゃん、行きたくないって言っていいんだよ。」思わずそう言った私。

 

「行く、行く・・」

そう言ったみっちゃんの目に涙が溢れた。

 

ご家族の思いも、みっちゃんはわかっていた。

 

ろくじろう最後の日。

迎えに来てくれた施設の相談員さんに

ケアマネと必死にみっちゃんの事を伝えた。

 

こうすれば歩けるんです。

こうすれば自分でご飯食べられます。

あれが好きで、これが嫌い。

お薬は嫌いです。

動画まで見せて説明して💦

 

優しい相談員さんで、嫌な顔一つしないで

「大事にされていたんですね。」

そう言って、真剣に話を聞いてくれた。  

 

でも・・・

 

それから3カ月。

みっちゃんが亡くなった知らせを受けた。

 

相談員さんからも「力不足で申し訳なかった。」と電話が入ったと聞いた。

 

食べなくなってしまったらしい。

食べなくなって体調を崩し、提携病院と施設を行ったり来たりだったと。

 

誰のせいでもない。

誰が悪い訳でもない。

 

みっちゃんが選んだ最期だった。

 

棺の中の小さくなっだったみっちゃんに

「会いに行かなくてゴメンね。

みっちゃんの分まで、私頑張れるかな。」 

そう声をかけた。

 

今頃、みっちゃん・・・

大好きな甘いもの、口いっぱいに頬張りながら

いつもみたいに笑ってるはず。

 

「みっちゃん、猫に❓」

「サザエ‼️」

 

みっちゃんの分まで・・私、頑張るね😂